きむら(令和7年5月 卒業生)





新規就農を志した経緯や背景
私はもともと全く別の仕事をしていて、その仕事も一生続けていくのはどうなんだろうかと自分で考えていた時に、どうせしんどい事をやるにしても自分で決めて自分がやりたいことをしよう!と思い、浮かんだのが農業でした。
これほど昔からあるシンプルな営みを職業にできたらと思い、公社の研修制度に応募しました。
営農計画(5年後の姿)
現在80aほどの農地で耕作を始めましたが、面積的な要件だけでいうと、約2.5倍~3.8倍程の2haから3haぐらいまでは耕作面積を増やしたいと考えています。そのために年次計画的に農業機械の導入や人材の確保などに取り組んでいきたいと考えています。
公社雇用就農制度に関する感想(公社で学んだこと、支援制度等)
研修期間の3年は長いと思いましたが、農業は生涯続くので、今にしてみればよかったと思います。おかげでいっぱい失敗することができました。 研修が始まって1年ほどで個人的に管理してみないかという圃場を紹介してもらい、週に公社の研修勤務を3~4日、自分の畑へ2~3日という形で研修とは別に、自分で試験栽培や実際の畑の管理を実践できたことがすごくよかったです。
明日香村で新規就農を目指す人たちへのメッセージ
親戚にも農業に携わる者がいない中で、自分が考えていた以上の面積の農地を斡旋していただき、補助金や行政的な申請手続き、技術的な研修まで受け、これで失敗したら自分が悪いとしか思えないほどの支援をいただきました。
農業は難しいですが、それが楽しさでもあり、明日香村の農家が少しでも増えていけば嬉しく思います。是非一緒に頑張りましょう!