きむら(現役研修生) 34歳





新規就農を志した経緯や背景
私が32歳の時「このまま建設業の仕事を一生していくのは嫌だな」と思っていたのですが、仕事にも一定の区切りがつき、若いうちに新しい仕事に就こうということで仕事をやめました。
以前からより原始的な仕事(一次産業)をしたいと思っており、一生の仕事にするなら農業をしてみたいと考えていました。
そんな折に公社の研修生募集の案内をみて応募したのがきっかけでした。
研修期間中に習得したい知識や技術及び研修期間中の取り組み内容
研修当初は特に何か栽培したいものがあるわけでもなく、露地栽培をしたいというぼんやりした目標だけがありました。
研修期間中の野菜栽培や自分の家庭菜園を通して、玉葱、かぼちゃ、白菜、大根などの重量野菜を栽培したいと思うようになりました。
その中でも玉ねぎは研修期間中、毎年栽培していたもので失敗の連続でした。
研修中に失敗できたこと、次の年に改善対策を実施できるという一連の流れが、私にとって一番勉強になったことだと思っています。
今後の取り組みと目標
現在、卒業後1ha程度の面積で耕作する予定ですが、最終的には機械化を通して2ha以上に増やし、奈良県産の玉葱生産量の10%を担えるようになりたいと考えています。
そのためには機械への投資や人員の確保を年次計画的に行おうと考えています。